【七五三でもらえるもの】意味や扱い方などを解説
子どもの成長を神様に感謝し、これからの健やかな未来を願う七五三。神社でご祈祷を受けると、千歳飴をはじめとしたさまざまな授与品をいただきます。
しかし、「千歳飴以外に何がもらえるの?」「もらったものはどう扱えばいいんだろう…」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「七五三でもらえるもの」というテーマで、代表的な授与品を意味や扱い方も含めてわかりやすく解説します。初めて七五三を迎えるご家庭の方は、ぜひ参考にしてみてください。
七五三でもらえるもの
七五三では、お参りの際に初穂料を納めてご祈祷を受けると、多くの場合授与品をもらえます。神社やお寺によって違いはありますが、千歳飴・お守り・絵馬・破魔矢などが代表的な授与品です。
場所によっては、記念品や手土産として、文房具セットやおもちゃが用意されている場合もあります。絵馬や破魔矢といった授与品は、古くから災いや厄を身代わりとして受け止めてくれると考えられてきました。
まずは、七五三でもらえる代表的な授与品の意味と扱い方を確認していきましょう。
千歳飴

意味
千歳飴は、七五三の授与品の中でも特に代表的なものです。紅白に染められた細長い飴で、松竹梅や鶴亀などの縁起柄が描かれた袋に入っているのが特徴です。
「千歳」という言葉には「長い年月」や「長寿」という意味があり、細長い形状には「細く長く元気に育つように」という願いが込められています。
引っ張ると伸びる性質も、長く続く人生や健康を連想させることから縁起物として親しまれてきました。
また、千歳飴は江戸時代に広まったとされ、当時は貴重だった砂糖を使った甘い飴は、子どもの成長を祝う特別なお菓子として喜ばれていました。
七五三の撮影では、千歳飴袋を持たせて写真に残すご家族も多く、お子さまにとっても七五三の楽しみのひとつになっています。
袋に描かれた松・竹・梅や鶴・亀にも、長寿や生命力、繁栄といった意味が込められており、縁起物としての華やかさも魅力です。
扱い方
千歳飴の食べ方に、特別な決まりはありません。長さがあるため、そのまま食べるのは難しいですが、切ったり砕いたりして食べてもよいでしょう。
直接口をつけると保存しにくくなるため、袋の上から軽く叩いて割る方法がおすすめです。硬い場合は、電子レンジで数秒温めると少し柔らかくなり、切りやすくなります。
食べ切れなかった場合は、コーヒーや紅茶の甘味料として活用するのもおすすめです。
なお、千歳飴は多くの神社でいただけますが、配布期間が決まっている場合もあります。神社へお参りする場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。
お守り

意味
七五三のご祈祷を受けると、神社からお守りをいただけることも多いです。お守りは神様の力が宿るものとされ、身に着けたり持ち歩いたりすることで、お子さまを災いや厄から守ってくれると考えられています。
七五三のお守りには、無病息災や健やかな成長、交通安全などの願いが込められており、日常生活の中でお子さまを支える存在です。
扱い方
お守りは、日常的に持ち歩くか、目に見える清潔な場所に置いて大切に扱うのが基本です。ランドセルやかばんに付けるほか、自宅では棚の上や神棚など、目線より高い場所に置いて保管するのがよいとされています。
一般的にお守りの効力は一年程度とされており、期間が過ぎたものは神社へ返納します。神社には「古札所」や「古神札奉納所」が設けられており、お焚き上げなどでお納めしましょう。
やむを得ずに自分で処分する場合は、そのままゴミ箱に入れるのは避け、白い紙に包んで塩で清めてから処分するようにしましょう。
絵馬

意味
絵馬は、神様に願い事を伝えるために神社に奉納する、絵の描かれた木の板です。七五三では、お子さまの無病息災や健やかな成長を願って、絵馬を用意している神社も少なくありません。
絵馬の由来は古く、神様が「神馬(しんめ)」という馬に乗って人間のもとへ来ると考えられていたことから、神事の際に馬を献上していた風習にさかのぼります。
やがてそれが簡略化され、馬の絵を描いた板を奉納するようになったことが始まりとされています。
七五三の絵馬には願い事を書くことができ、「いつまでも元気に育ちますように」など、お子さまの未来を願う言葉を記すのが一般的です。誰の願い事かわかるように、名前や都道府県程度の住所を添えるとよいでしょう。
扱い方
七五三の絵馬は、願い事を裏面に書いたあと、神社の絵馬掛けに奉納するのが基本です。絵馬掛けにはフックや棒が設けられており、絵馬に付いた紐をかけて納めます。
飾り方に迷った場合は、周囲に掛けられている絵馬にならうとよいでしょう。自宅へ持ち帰った場合は、目線より高い棚の上や神棚など、清潔な場所に置いて保管し、後日あらためて奉納しましょう。
破魔矢

意味
破魔矢はその名の通り、「魔を破る矢」として知られる縁起物です。災いや不幸を遠ざけ、幸せに過ごせるようにとの願いが込められています。また、矢の形から「好機を射止める」という意味も持ちます。
破魔矢のルーツは江戸時代の神事です。「射礼(じゃらい)」と呼ばれる神事では、子どもたちが「ハマ」と呼ばれる的に矢を放ち、その行方でその年の吉凶を占っていたといわれています。
その「ハマを射る矢」が「浜矢」となり、やがて「破魔矢」へと変化したと伝えられているのです。
もともとは男児の成長を祝う縁起物として広まり、現在では七五三でももらえることがあります。家庭の安全やお子さまの健やかな成長を願う意味が込められています。
扱い方
破魔矢を飾る際には、いくつかのポイントがあります。まず、先端(矢の先)は上に向けないようにしましょう。これは、天に向かって矢を放つ形を避けるためです。羽の部分が上になるよう、立てるか寝かせるかして飾ります。市販の破魔矢立てを使うと、安定して飾ることができるでしょう。
飾る方角は、南向きまたは東向きがよいとされています。南は光が差し込む明るい方角、東は太陽が昇る方角とされ、いずれも縁起がよいと考えられているためです。
神棚があればそちらに、ない場合は目線より高い場所に置きましょう。
飾る期間に明確な決まりはありませんが、一年を目安に神社へ返納するのが一般的です。いただいた神社に持参し、お焚き上げをしてもらうとよいでしょう。
まとめ

七五三でもらえるものとしては、千歳飴・お守り・絵馬・破魔矢などがあり、それぞれにお子さまの長寿・健康・無病息災・災難除けの願いが込められています。
それぞれの意味を知ったうえで大切に扱うことで、神様への感謝の気持ちも自然と高まるでしょう。
授与品は基本的に一年間大切に飾り、期間が過ぎたらいただいた神社へ返納するのが礼儀です。
ただし、絶対的な決まりがあるわけではなく、お子さまが大きくなってから一緒に振り返ったり、成人の節目に返納したりするご家庭もあります。
七五三は、お子さまの成長を家族みんなでお祝いする大切な節目です。神社でのお参りとともに、プロのカメラマンによる撮影で晴れ姿を記念に残してみてはいかがでしょうか。
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大切なお子さまの七五三を、家族みんなの思い出に残る一日にしましょう。
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