七五三の破魔矢はいつまで飾る?処分・返納方法を解説
お子さまの健やかな成長を神様に感謝し、今後の成長と健康を祈る伝統行事である七五三。神社や寺院でご祈祷を受けると、授与品として千歳飴と一緒に「破魔矢(はまや)」をいただくことがあります。
破魔矢は、初詣などで授かる「魔除け」として一般的によく知られていますが、七五三でいただいた場合に「いつまで飾ればいいの?」「正しい処分方法は?」と戸惑ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、七五三の破魔矢の由来や飾り方、返納方法などを詳しく解説します。あわせて、七五三撮影での活用方法もご紹介します。
七五三の破魔矢とは?

七五三の破魔矢とは、神社でご祈祷を受けた際に、千歳飴や御札、絵馬などとともに授与される縁起物のひとつです。
破魔矢は「魔を破る」という意味を持ち、災いから身を守るための授与品として知られています。初詣で授与されるものと同様に厄除けの意味がありますが、七五三では特に、子どもの健やかな成長やこれからの幸せを願う気持ちが込められています。
意味・由来
もともと破魔矢は、破魔弓とセットで用いられていたもので、「破魔打(はまうち)」と呼ばれる年始の行事に由来するとされています。それは弓矢を射って邪気を払い、その年の豊作や無病息災を願う儀式です。
やがて破魔弓は簡略化され、矢のみを授与する形へと変化していき、現在では、正月の縁起物としてだけでなく、七五三やお宮参りなど、子どもの健やかな成長を願う祝い事でも授与されるようになりました。
扱い方・飾り方
神社でいただいた破魔矢は、神様からの授かりものです。持ち帰る際や保管する際に、床に直置きしたり、雑に扱ったりしないよう丁寧に扱うことを心がけましょう。
飾り方については、本来は神棚や床の間に置くのが最もふさわしいとされています。しかし、現代では神棚がないご家庭も多いため、家族が集まるリビングや、子ども部屋に飾るのもおすすめです。
例えば、子ども部屋の入り口(ドアの上など)の高い位置に飾ることで、「外からの災いを入れないように」という願いを込めることもできます。飾る際は、ウォールシェルフに立てかけたりして、大切に扱うようにしましょう。
七五三の破魔矢はいつまで飾る?
七五三でいただいた破魔矢や絵馬などの授与品には、飾る期間についての厳密な決まりはありません。そのため、いつまで飾らなければならないと神経質になる必要はありませんが、破魔矢はお守りと同様に、授かってから約1年を目安に役目を終えると考えられています。ご利益が薄れる、あるいは邪気を吸い取る期間が終わるという考え方によるものです。
そのため、一般的には授かってから1年が経過したタイミングで、いただいた神社へ感謝を込めて返納するのがひとつの目安になります。
また、1年という期間にこだわらず、お正月の初詣の際に「昨年1年間の守護への感謝」として返納するのも区切りのよいタイミングともいえるでしょう。
もし、お参りした神社が遠方で直接行くのが難しい場合は、近所の神社にある「古札納所(こさつのうしょ)」へお返ししても問題ありません。大切なのは、役目を終えた縁起物を放置せず、感謝の気持ちを込めて手放すことが大切です。
処分・返納方法
破魔矢やお守りなど、七五三でいただく授与品は神様の分身と考えられているので、返納せずに長期間保管したままにしたり、ゴミとして処分したりしないようにしましょう。基本的には、授かった神社や寺院へ感謝を込めて直接お返ししましょう。
神社では、お正月(1月15日前後)に行われる「どんど焼き」や「左義長(さぎちょう)」といった行事で、古いお札や破魔矢をお焚き上げしてくださる場合が多いです。そうした伝統行事で返納する方法もあります。
引越しなどで、いただいた神社への返納が難しい場合は、郵送でのお焚き上げを受け付けている神社もあります。また、近隣の神社に返す際は、感謝の気持ちとして「お焚き上げ料(お気持ち程度の初穂料)」を添えるのがマナーです。事前に返納方法を確認してから足を運ぶようにしましょう。
七五三撮影での破魔矢の使い方

七五三の撮影といえば「千歳飴」を持って撮るのが定番ですが、神社でいただいた「破魔矢」を小道具として取り入れるのもおすすめです。ご祈祷を受けた証を写真に残せるだけでなく、千歳飴とは違った雰囲気の写真を残すことができます。
男の子の場合、破魔矢を「弓を射るための武器」として意識すると、凛々しい表情を引き出しやすくなります。弓がなくても、矢を両手で水平に持ったり、刀のように腰に添えるような仕草をしたりするだけで、武士のような力強い印象のポーズになります。また、矢をじっと見つめる横顔のカットなどは、少し大人びた成長を感じさせる一枚になるでしょう。
女の子の場合は、破魔矢を胸の前で両手で大切に抱えるポーズがおすすめです。着物の華やかな柄を邪魔せず、七五三という儀式の厳かさや、上品で清楚な雰囲気を演出できます。破魔矢の白い羽根が、着物の色合いに映えて素敵なアクセントになりますよ。
まとめ
破魔矢には「邪気を払い、幸福を射止める」という意味が込められており、七五三を迎えたお子さまのこれからの成長を見守ってくれる存在とされています。
ぜひ、ご家族の目に触れるリビングやお子さまのお部屋に飾って、これからの健やかな成長をお祈りしてください。いつまで飾るという厳密な決まりはありませんが、授かってから1年を目安に、感謝を込めて神社や寺院へ返納するのが一般的です。
また、神社でいただいた破魔矢は、その時だけの特別な思い出の品でもあります。千歳飴とはまた違った凛々しい晴れ姿を、ぜひ写真というカタチで残してみてはいかがでしょうか。
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