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七五三(753)

七五三の服装・着物の選び方!子供・親・祖父母別に解説

七五三参りで大切な服装や着物選び。
「子どもには、どんな服装が似合うかな?」と悩んだり、「両親は何を着ればいいのか」と悩んだりしてしまいますよね。

しかし、七五三の服装はある程度の型が決まっているため、ポイントを押さえておけば服装を決めるのは難しいことではありません。

たとえば、お子さまの服装は大きく分けて洋装か和装を選ぶだけでよく、パパ・ママの服装は格さえ間違えなければ問題ありません。
本記事では、お子さまの年齢と性別に応じた七五三の服装の選び方や、両親や祖父母が服装を選ぶ際に気をつけたいポイントをまとめています。

七五三の服装・着物の選び方!子供・親・祖父母別に解説

子供の七五三の服装を選ぶ際のポイント

子供の七五三の服装を選ぶ際のポイント

七五三の服装選びのポイントは、お子さまの性格に合わせてあげること。
七五三の服装選びでは、「うちの子、大人しくしていないから、着物や袴は着崩れないかな。」というお悩みをお持ちのパパやママも多くいらっしゃいます。

特に、3歳の七五三ではイヤイヤ期も重なり、全く言うことをきいてくれない!ということも。
七五三のお参りをしながら、動き過ぎるお子さまの着崩れや汚れてしまうことを心配せず、七五三では笑顔で過ごしたいですよね。

だからこそ、お子さまの性格に合わせてあげる服装選びが大切なのです。
静かにしなければいけない時、座っていた方が良いなど、パパやママに言われたり、自分で判断して座ることができたりするお子さまであれば、お好きな着物や袴を着せてあげることができます。

しかし、動き回りたい活発な時期のお子さまであれば、洋装のほうが良いかもしれません。
スタジオで和装の前撮りをして、当日はお参りだけ済ませるのも良いでしょう。

型を大事にすることも大切ですが、どんな服装ならお子さまもパパやママも笑顔で楽しむことができるかを第一に考えてみてくださいね。

【3歳・女の子】七五三の服装・着物の選び方

【3歳・女の子】七五三の服装・着物の選び方

3歳で七五三参りをする女の子は、8割以上が和装を選んでいます。
着物の上に「被布」と呼ばれる袖のないコートのようなものを羽織るスタイルが一般的です。

3歳のお参りは男女ともに「髪置きの儀」と呼ばれ、昔であれば剃っていたお子さまの髪の毛をこの日から美しく伸ばし始める、節目の行事となります。

とはいえ、2〜3歳のお子さまにとって着物は重たいですよね。
また、イヤイヤ期と重なり、お子さまによっては嫌がってしまうかもしれません。

以下のポイントを参考に3歳の女の子の服装を選びましょう。

①着物は軽い生地を

性格にかかわらず、着物は軽いものを選んであげることが2〜3歳のお子さまにとって過ごしやすい服装となります。

重いとそれだけでいやになってしまい、ご機嫌が悪くなる原因となってしまうことも。
パパやママが重さを確かめ、いくつかの候補からお子さま自身に選んでもらうと、本人も着ることを楽しみにしてくれますよ。

②着物の柄は古典的なものが人気

お子さまのおじいさまやおばあさまから、「古典的な柄の着物がいい」とリクエストされる方もいらっしゃいます。
実は、着物は古典的な柄が圧倒的に人気です。

着物と被布を同系色でまとめたり、柄に柄をあわせたりしても驚くほど似合うのが和装の特色といえます。
祖父母世代のほうが着物をたくさん見てきていますから、意見を取り入れながら決めると素敵な着こなしになることもあります。

③3歳で洋装を選ぶ家庭も多い

女の子は7歳で振袖を着せたいと考えるパパ・ママが多いため、3歳では洋装を選ぶご家庭も多い傾向にあります。

和装だと着付けでご機嫌が悪くなってしまうお子さまも、ふわふわのレース素材を使ったドレスなら「お姫様みたい」といって喜んで着てくれることもあります。

汚してしまうことが心配であれば、ドレスで前撮りを済ませ、ワンピースなどきちんとした服装でお参りに行くことも方法の1つです。

【7歳・女の子】七五三の服装・着物の選び方

【7歳・女の子】七五三の服装・着物の選び方

7歳の女の子のお参りは「帯解きの儀」といい、初めて大人と同じ帯を締めるお祝いになります。
小学生になったばかりですが、大人の女性としての第一歩ですね。
お参りの意味合いからも和装をするお子さまが多い年齢になります。

①振袖が圧倒的に多い

振袖は、未婚女性の第一礼装です。

お子さまの着物から大人の女性の着物に変わる一大行事のため、振袖を着せたいと考えるパパ・ママも多く、振袖でのお参りが7割以上を占めています。

7歳なら自分で選択できる年齢ですから、和装と洋装どちらがいいか本人と話し合うと良いでしょう。

②着物は大人びた色が人気

7歳のお参りでは紫や緑、えんじ、黒など大人びた色の着物がおすすめです。

これは3歳のお参りで赤系の着物を着る家庭が多いことと関係しています。
赤色には邪を祓う効果があるといわれており、7歳の女の子の朗らかな様子にとても似合います。

大人びた色のほかには水色や黄色など、周りとかぶらない色味を選びたいという人も増えてきているようです。
水色や黄色などの色味も、お子さまをとても成長させて見せてくれます。

③髪型がコーディネートの要

7歳で振袖を着るのであれば、髪型のイメージも固めておくことがおすすめ。
着物は帯や小物によっても雰囲気が変わりますが、髪型がコーディネートの要といえます。

日本風の髪型に挑戦するのか、洋風のアレンジにするのかなど、写真を見せながら考えておくとイメージにぴったりの装いができますよ。

【男の子】七五三の服装の選び方

【男の子】七五三の服装の選び方

男の子は3歳で髪を結い始める「髪置きの儀」があり、5歳では大人の男性と同じ服装をし始める「袴着の儀」のお祝いがあります。

せっかくなら袴を着せたいと思うパパ・ママも多いですよね。
しかし、男の子はとくに動き回りたい時期ですから、お子さまの性格を考えて無理のない服装での参拝をおすすめします。

①和装なら古典柄で男らしく

女の子と同様、和装をするのであれば古典的な柄のものを選ぶと良いでしょう。

虎や鷹、兜などの雄々しい柄を選び、たくましく成長することを願ってください。
色は本来は黒の紋付きが第一礼装となりますが、紺色や白地の羽織も人気があります。

②活発な男の子には洋装もおすすめ

草履を履くのはご祈祷のときだけにし、あとはスニーカーで歩かせる家庭が多いですが、慣れない着物で転けてしまうお子さまもいらっしゃいます。

お子さまの性格に合わせ、無理に着物を着る必要はありません。
半数以上が和装を選んでいるとはいえ、女の子と比べると洋装を選ぶ家庭が多いのも事実です。

男の子の七五三は、5歳のみお祝いするご家庭も多いので、和装・洋装どちらも着せてあげたい場合、おすすめの方法があります。
それは、スタジオで和装の写真を撮影し、お参りには洋装で行くというもの。

和装・洋装どちらの姿も経験することができるので、おすすめです。

③3歳のお祝いをするかは家庭・地域による

本来は男女ともに3歳で「髪置きの儀」を迎えるのですが、現在は男の子の七五三は5歳の1回のみという家庭も少なくありません。

「きょうだいと一緒に七五三をしたい」、「3歳もぜひお祝いしたい」というご家庭は、ぜひ積極的にお参りに行き、思い出をつくりましょう。

3歳ではお参りだけにして、5歳で羽織り袴を着せるという方法もあります。

【親】七五三の服装の選び方

【親】七五三の服装の選び方

「お子さまの服装は決まったけど、私たちは何を着ればいいの?」と悩んでしまうパパやママに向けて、以下では、パパ・ママの服装選びで気をつけたいポイントを3つご紹介します。

①動きやすさを考慮する

神社は、砂利道で歩きにくいところが多いですよね。
そのため、洋装で高いヒールをはくなど、動きにくい服装は控えましょう。

七五三を迎えるパパ・ママは下の子が乳飲み子であったり妊娠中のことも多いため、無理をしない服装でかまいません。

また、お子さまが活発に動きたい性格なら、パパ・ママどちらかは和装よりも動きやすい洋装にしておくことをおすすめします。

②華やかさと着回しを考えておくとベター

男性より選択肢の多い女性は余計に悩むと思いますが、華やかさと着回しを考慮することで服装を決めやすくなります。

新調するのであれば、入学式など、これからあるイベントで着回しがきくように明るい色味のものを選んでおくと毎回頭を悩ませずに済みます。

ジャケットだけ明るいものを購入し、手持ちのワンピースと合わせるのもいいでしょう。

また、ブラックフォーマルしかない場合はストッキングを肌色にする、パールを2連にする、コサージュで華やかさを出すなど、慶事らしい装いを心がけてください。

③和装にするなら格を下げて

パパやママの服装は主役であるお子さまの服装よりも格を下げてください。

女性なら、和装では訪問着・付け下げ・色無地といったものがふさわしく、洋装ならセミフォーマルのイメージで考えればOKです。

男性は和装なら羽織に袴か羽織に着物、洋装ならスーツがおすすめ。
ママがセミフォーマルなら、パパはビジネススーツにするなど、両親で格をそろえましょう。

【祖父母】七五三の服装の選び方

【祖父母】七五三の服装の選び方

おじいさまやおばあさまにとって、お孫さまの成長をお祝いできる七五三は嬉しいですよね。
以下では、七五三の服装選びのポイントである

・お孫さまの服装を事前に確認しておく
・ご両パパ・ママと格を合わせる
・歩きやすく動きやすい服装

の3つをご紹介します。

①お孫さんの服装を事前に確認しておく

七五三でのお孫さまの服装を、事前に確認しておきましょう。
なぜなら、お子さまが主役の七五三では、パパ・ママはじめ、付き添いであるおじいさま・おばあさまは、格を下げた服装で参加することがマナーだからです。

一般的に、洋装より和装の方が格が上だとされています。
そのため、お孫さまが和装の場合は、おじいさま・おばあさまの服装は和装・洋装どちらでも大丈夫ですが、お孫さまが洋装の場合、おじいさま・おばあさまの服装は洋装を選ぶようにしましょう。

②ご両親と格を合わせる

お孫さまのご両親の服装と合わせておくと、まず失敗がありません。
そのため、服装に悩んだ時には、お孫さまのご両親にどのような服装で行くのか確認してみましょう。

ご両親が和装の場合、おじいさまやおばあさまも和装・ご両親が洋装の場合、おじいさまやおばあさまも洋装というように、合わせておくと、写真を撮った時のバランスもよくなりますよ。

③歩きやすく動きやすい服装

神社では、砂利道が多く、慣れない靴や草履だと途中で足が痛くなってしまうこともあります。
また、神社のお参りのあとに食事会に行くため、動きやすい服装だと安心です。

しかし、普段着などのカジュアル過ぎる服装はNG。
和装の場合は、訪問着・色無地・付け下げのいずれかから選びます。

また、洋装の場合はセレモニースーツなどセミフォーマルな服装にしておきましょう。
事前に七五三で履く靴や草履に慣れるために歩いておくと安心です。

まとめ

七五三の服装・着物の選び方!子供・親・祖父母別に解説

お子さまの年齢と性別に応じた七五三の服装の選び方や、両親や祖父母が服装を選ぶ際に気をつけたいポイントをご紹介させていただきました。
お子さまの衣装選びでは、お子さまの年齢や性格に合わせて、和装・洋装どちらにするのか決めておきましょう。

また、衣装選びの際に、最終的にお子さまに決定権を持たせてあげることで七五三をより楽しむことができます。
たくさんの中から衣装を選ぶことは難しいので、3歳であれば3着の中から選ばせてあげるなど、数を限定してあげることで自分で服装を選ぶ経験ができます。

ご両親やおじいさま・おばあさまの服装は、お子さまよりも格を下げたものを選びましょう。

ご両親やおじいさま・おばあさまで服装選びの相談をすることもおすすめです。
素敵な装いで、思い出に残る素晴らしい七五三をお迎えくださいね。

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