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七五三(753)

七五三で人気の髪型「桃割れ」とは?新日本髪と違いや結い方など

お子さまの健やかな成長を祝う日本の伝統的な行事である七五三。神社でのご祈祷や、記念撮影の際には和装が一般的です。

和装姿に似合う「日本髪」や「桃割れ」といった髪型のことを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、「どのような髪型なのか?」「新日本髪とどう違うのか?」「簡単にできるのか?」といったことが気になる方も多いでしょう。

今回の記事では、七五三で人気の髪型「桃割れ」について解説し、結い方や、自分でセットするのが難しい場合に依頼できる場所についても紹介します。

七五三で人気の髪型「桃割れ」とは?新日本髪と違いや結い方など

七五三で人気の髪型「桃割れ」とは?

七五三で人気の髪型「桃割れ」とは?

 

伝統的な女性の髪型である日本髪にはいくつかの種類があり、その中でも「桃割れ」は、明治時代頃に若い女性の間で流行した髪型です。

 

後頭部の髷(まげ)を左右にふっくらと分けて作るのが特徴で、その形が桃の花のつぼみが開きかけた姿や、桃の実を割ったような形に似ていることから「桃割れ」と呼ばれるようになったといわれています。

可愛らしいシルエットの桃割れは、七五三での人気の髪型でもあります。

 

新日本髪と違い

本来、日本髪とは何週間も同じ髪型を保つことを想定されているもので、つげ櫛を使い、元結と呼ばれる和紙の紐できっちりと結い上げ、鬢付け油でしっかりとキープします。

 

一方で、新日本髪は昔ながらの日本髪を現代風にアレンジして、ヘアスプレーやワックス、つけ毛などを使って結い上げられます。昔ながらの道具や手順で作る日本髪は難しいので、現在では、新日本髪スタイルが定着しています。

 

桃割れのやり方・結い方

桃割れのやり方・結い方

 

ここでは、桃割れのやり方・結い方を紹介します。

 

準備するもの

・コーム

・ブラシ

・ホットカーラー

・コテ

・スタイリング剤

・ヘアスプレー

・ダッカールピン

・アメリカピン

・Uピン

・シリコンゴム

・紐ゴム

・すき毛

・かのこ髪飾り

 

結い方

ここでは、前髪が長い場合のやり方を紹介しますが、前髪が短いお子さまの場合は、そのまま下ろしても問題ありません。

 

①ブロッキングをする

最初に髪の毛全体にスタイリング剤をなじませて、ブロッキングをしやすいようにしておきます。その後、5つに分けてブロッキングし、ダッカールピンで留めておきます。

 

前髪は、黒目の外側の端から、やや広めに上へとります。サイド部分は、バックとの境目が耳の後ろから前髪の奥行きまでつなげた位置で左右対称に分けておきます。バックは、ハチの高さから枕骨のあたりまでを丸く取り、上下に分けます。

 

②ホットカーラーをする

ブロッキングした前髪とサイドの3か所を、根元に立ち上がりができるようにホットカーラーで巻いておきます。

 

③バックの上の毛をポニーテールにする

ブロッキングしたうちの、後ろの上の髪の毛をしっかりとかして、毛束が上に向くようにして、紐ゴムでポニーテールにします。ポニーテールができたら、髪の毛はダッカールピンを使って顔のほうに留めておきます。

 

④バックの下の髪の逆毛を立てる

ブロッキングしていたバックの下の髪の毛に逆毛を立てていきます。髪の毛を3つに分けて、順番に根元がふんわりするように逆毛を立て、立てた逆毛にスプレーをします。

 

⑤バックにすき毛を入れる

ポニーテールのすぐ下の位置に丸い形のすき毛を当てて、上下左右をアメリカピンで留めていきます。このとき、すき毛を頭にしっかり圧迫して留めるのがポイントです。さらに、襟足の左右もアメリカピンで固定します。

 

⑥バックの下の毛ですき毛を包んでいく

逆毛を立てた下の毛で、すき毛を包んでいきます。その際は、ブラシを使って髪の毛を整えながら包んでいきます。外側の細かい毛はコームでやさしく整えていき、ある程度整ったらスプレーをします。

 

さらに、ブラシで整えながら上に持っていき、ポニーテールの結び目まで持ってこれたら、ダッカールピンを外し、毛束を合流させて紐ゴムで結わき、スプレーで磨きをかけます。

 

⑦サイドの毛の逆毛を立てる

サイドのホットカーラーを外して、髪の毛を顔側に持っていきながら逆毛を立てていきます。その際は、下側にボリュームが出るように、三角形を意識しておくと良いです。

 

⑧サイドにすき毛を入れる

サイドのすき毛は逆毛を立てた時と同じように、三角形を意識した縦長のものを使います。トップの部分が多いようであれば、すき毛をちぎってしまい、上に向かって細くなっているようにしましょう。

 

サイドの髪の毛は、顔側に向かって、ダッカールピンで留めておき、すき毛を耳の上あたりから置いたら、トップをアメリカピンで留めます。

 

⑨サイドのすき毛を包んでいく

ダッカールピンを外し、サイドの髪を整えながら、すき毛を包むように後ろに持っていきます。

 

ポニーテールの少し手前くらいで、一度ダッカールピンで髪の毛を留めておき、そこから上の方に髪の毛を持っていき、ポニーテールの結び目のところでUピンで留めます。Uピンで留めたら、コームで抑えながらダッカールピンを外して、スプレーをします。

 

⑩両サイドの高さを正面から見て合わせる

両サイドのホットカーラーを外して、すき毛を入れ込んだら、正面から見て、高さや広がり具合が左右対称になっているか確認して合わせるようにしましょう。耳の上にくる部分が崩れやすくなるので、高さを合わせたらしっかりとスプレーをしておきます。

 

⑪前髪の逆毛を立てる

前髪のホットカーラーを外して、根元にボリュームが出るように逆毛を立てて、ポンパドールのようにしたらスプレーをします。

 

⑫前髪にかのこ髪飾りをつける

前髪をポニーテールの少し前のあたりで、シリコンゴムで一度結んでおきます。シリコンゴムの位置に合わせて、かのこ髪飾りを結び、Uピンで留めます。

 

⑬サイドの毛束をまとめる

サイドから持ってきた髪の毛が余っている場合には、ポニーテールを結んでいるところにまきつけてアメリカピンで留めます。

 

⑭後ろのポニーテール部分を丸めていく

ポニーテールにした部分の毛先だけを外側にコテで巻き、根元部分にしっかりと逆毛を立てます。髪の毛を整えながら、前に持ってきて、中間あたりをシリコンゴムで留めて、その部分を頭頂部にしっかりと押し付けてUピンで留めます。サイドから見ると、前に向かって丸くカールしているようになります。

 

⑮かのこ飾りをつける

バックの輪っかの部分にかのこ飾りを入れます。飾りを入れたら、スプレーを使いながら左右対称になるように広げていき、かのこ飾りを結びます。

 

ポイント・コツ

桃割れを結う際には、ブロッキングが重要で、逆毛を立てて丸みを出していきます。そのため、髪の毛がサラサラすぎてしまうと、結いづらくなってしまいますので、トリートメントなどのヘアケアは前日には行わないようにしましょう。

 

また、途中途中で全体を確認しながら、左右のバランスが取れているか、丸みが出ているかなどをチェックして、おくれ毛が出てしまわないように、スプレーを適度に使用し、ゆっくりと行うことが重要です。

 

七五三のヘアセットはどこに依頼する?

七五三のヘアセットはどこに依頼する?

 

桃割れのようなヘアアレンジは、日ごろからお子さまの髪の毛を結ってあげているご両親でも、なかなか難しいものです。

 

七五三という特別な日には、プロに依頼するのもおすすめです。

 

主な依頼先としては、美容室や着付けと一緒にヘアセットを依頼できる着付けサロンなどがあります。ただし、桃割れができない場合もあるので、あらかじめ可能かどうかを確認しましょう。

 

写真館やフォトスタジオに依頼するという方法もあります。七五三撮影プランがある写真館やフォトスタジオでは、着物レンタル、着付けと合わせて、ヘアセットも対応可能なことが多く、まとめて依頼できるためおすすめです。

 

まとめ

今回の記事では、七五三の和装で人気の髪型である「桃割れ」について紹介しました。

 

桃割れは、和装らしい優雅さだけでなく、子どもらしい可憐さも表現できるため、七五三で和装をする際にはぜひチャレンジしてみてください。

 

七五三の記念に、桃割れや新日本髪での写真撮影をしたいとお考えであれば、ぜひ「ハピリィフォトスタジオ」をご利用ください。

 

ハピリィフォトスタジオでは、お子さまのヘアメイクも可能で、洋装へのお着替えも可能な日本髪風アレンジから、より本格的な新日本髪のアレンジも可能となっております。

※新日本髪は7歳以上のお子さまのみ。

 

様々な髪飾りもご用意しておりますので、お着物に合わせてご満足いただけるようご提案させていただきます。

 

なお、ハピリィフォトスタジオでは、七五三に関するご相談を随時受け付けております。「髪型を桃割れにしたいけどできるのか?」「髪の毛の長さは足りるのか?」などの疑問に対してもお応えしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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