七五三写真を送る際の手紙の書き方・文例を紹介

七五三の写真を送る際のマナー

せっかく七五三の写真を送るのですから、マナーに気を付けて送りたいものです。
以下に基本的なマナーを挙げますので、注意して手紙を送りましょう。

●時期
七五三祝いを終えたら、1カ月以内を目安に七五三写真を送るのが良いでしょう。
ただし、12月の初め頃に七五三をした場合は、年賀状の時期と重なってしまうので注意が必要です。

その場合は、七五三祝い後にすぐ送るか、年賀状と一緒に写真を送る方法もあります。

●内祝い
七五三のお祝いをいただいている場合は、内祝いと一緒に写真も添えて贈るのが良いでしょう。
本来であれば、子どもに対していただいたお祝いに対してお返しはしないで良いとされています。

しかし、「お祝いをいただいたのにお返しをしないのは失礼かな」と考える方も多いのが実情です。
そのため、最近ではギフトセットと一緒に七五三写真を送るのがマナーとなっています。

●選ぶ写真
もし、写真を送る相手と一緒に撮影した写真がある場合は、その写真を必ず入れましょう。
また、家族ぐるみで付き合いがある方に送るなら、家族写真を送るのもおすすめです。
写真は何枚も送る必要はなく、3枚程度あれば十分です。

例えば、「送る相手と一緒に撮影した写真＋スタジオ撮影した写真＋ロケーションフォト」のように、違うテイストの写真を揃えると良いでしょう。

●送り方
七五三写真を送る時は、手紙を添えて送るのがマナーです。
これまで子どもの成長を支えてくれたことなどの感謝を込めて、お礼の手紙を書きましょう。

具体的な手紙の書き方は、次の項目で解説します。

七五三写真を送る手紙の書き方

七五三写真を送る時に同封する手紙は、次のようなポイントを意識して書くようにしましょう。

用紙を選ぶ

手紙を書く用紙は、便箋か一筆箋を用いるのが一般的です。
便箋の方はフォーマルな印象で、一筆箋の方は格式張らずに気持ちを伝えることができます。

用紙には縦書きと横書きがありますが、縦書きがフォーマルで、横書きがカジュアルなものになっていますので、縦書きの用紙を選ぶのが定番です。

また、手紙を送る相手との関係性にもよりますが、キャラクター柄などのカジュアルなものは避けるのが無難でしょう。

基本的な構成に従う

一般的な手紙の構成に従って書くのが良いでしょう。
便箋でこれまでの感謝の気持ちをしっかり伝えたい場合は、次の構成で書きます。

1.前文（頭語・時候の挨拶）
2.主文（日頃の感謝、七五三の報告）
3.末文（相手を気遣う言葉・結語）
4.後付け（日付・宛名）


一筆箋でかしこまらずに七五三の報告やお礼の気持ちを伝える場合は、次の構成で書くのが一般的です。

1.宛名
2.挨拶
3.本文（日頃の感謝、七五三の報告）
4.結び（相手を気遣う言葉）

敬意のある表現を心がける

マナーを守った表現を心がけることも重要です。
特に、七五三写真を送る時の手紙は、相手に対して敬意のある表現を心がけるようにしましょう。

例えば、相手を気遣う言葉を添えたり、適切に敬語を使ったり、住所等を省略せずに表記したりするなど、受け取った相手が快く感じることができるような配慮をすることが大切です。

書体

基本的には、相手が読みやすい楷書体で書きます。また、字を丁寧に書くことも大切です。

字を達筆に書く必要はありませんが、字の丁寧に書くことで感謝の気持ちを伝えることもできますので、ゆっくり丁寧に書くようにしましょう。

七五三写真を送る手紙の文例

以上のポイントを踏まえた上で、実際にどのような手紙を書けば良いのか、手紙の文例をご紹介します。
ここでご紹介する文例を参考に、手紙を受け取った相手が喜んでくれるようなメッセージを書きましょう。

なお、ここでは横書きになっていますが、よりフォーマル感のある縦書きで書くことをおすすめします。
また、身近な友人に宛てるなど、相手との関係性によっては、もっとカジュアルな表現を使うのも良いでしょう。

文例①　便箋に書く場合

拝啓

　師走を迎え冬の寒さが身に染みる頃となりました。〇〇様におかれましては、健やかにお過ごしのことと存じます。

　さて、七五三の折には多大なるお心遣いをいただき、心より感謝を申し上げます。
　おかげさまで、無事に七五三祝いを執り行うことができました。
　心ばかりですが、日頃のご厚情に感謝の気持ちを込めて、七五三参りの写真をお送りいたしました。

　寒さ厳しい折ですので、くれぐれもご自愛ください。
　〇〇様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

　　令和〇年十二月〇〇日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇〇〇〇（差出人名）
〇〇〇〇様（宛名）

文例②　一筆箋に書く場合

〇〇〇〇様

　寒さが日に日に厳しくなってきましたが、いかがお過ごしですか。

　さて、幼かった娘も7歳を迎え、先日無事に七五三祝いを執り行うことができました。
　日頃の感謝の気持ちを込めて、七五三祝いの写真をお送りさせていただきました。

　これからも、〇〇（子どもの名前）の成長を見守っていただければ幸いです。
　年末年始のお忙しい時期かと存じますが、くれぐれもお体にご留意ください。

　令和〇年十二月〇〇日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇〇〇〇（差出人名）

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まとめ

七五三写真を送る時は、手紙とセットにして送ると、感謝の気持ちをきちんと伝えることができます。
手紙は相手に失礼のないように、本記事のマナーや書き方を参考にして書いてください。

また、七五三写真を送るなら、おしゃれな写真を撮影することが大切です。

ぜひハピリィフォトスタジオで、お子さまの魅力あふれる素敵な写真を撮影してくださいね。