七五三の流れって?準備や当日のスケジュールを詳しく解説
七五三は、お子さまの健やかな成長を祝い、これからの健康と幸せを願う大切な行事です。
初めてお子さまの七五三を迎えるご両親は、「何を準備したらいいのか」「どのような流れで進めるべきなのか」など、わからないことも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、七五三の準備から当日の流れまでを分かりやすく解説します。
七五三の準備の流れ

七五三の準備は、大きく分けて「準備を始める時期」と「当日までの流れ」に分かれます。
それぞれの流れを順に見ていきましょう。
準備を始める時期
七五三は本来11月15日に行われる行事ですが、最近では日にちにこだわらず、10月〜11月の都合の良い日に行うご家庭も増えています。
準備を始める時期としては、2~3ヶ月前の夏頃が一般的です。ただし、ご祈祷を希望する神社や、写真撮影をしたい写真館やフォトスタジオの人気がある場合には、予約が埋まってしまう可能性もあります。そのため、希望がある場合には、早めに動き始めておくと安心です。
当日までの流れ
次に当日までの流れを紹介します。
まずは、以下を整理することが大切です。
①What(七五三で何をするか)
神社などにお参りに行くのか、行く場合にはお参りのみにするのか、ご祈祷も受けるかなどを決めましょう。また、記念写真の撮影や親族との会食を行うかも早めに決めておいたほうが良いです。
②When(七五三を行う日程)
前述した通り、七五三は必ずしも11月15日に行う必要はありません。ご祈祷や写真撮影の予約が希望日に取れない場合もあるため、ご家族の予定が合う日程をいくつかピックアップしておくと安心です。
③How(七五三の衣装をどうするか)
七五三の主役となるお子さまの衣装の方向性も決めます。着物にするか洋装にするか、さらに、購入かレンタルなども検討しましょう。
④Where(お参り・写真撮影・会食をどこでするか)
「写真館やフォトスタジオで撮影→神社などでのご祈祷→会食」という流れが七五三では一般的です。①Whatで決めた「何をするか」を元に、それぞれの場所を決めて、予約をしましょう。
⑤Who(誰とするか)
七五三をご家族のみで行うか、祖父母や親しくしている親戚などを招くのかも早い段階で決めておく必要があります。
以上のことを決めたら、ご家族・親族の予定を調整しましょう。なお、神社へのお参りと会食、写真撮影を1日で行うと、スケジュールが合わせやすいというメリットがある一方で、予定が詰まってしまって、お子さまやご両親の負担になることもあります。
写真館やフォトスタジオでは、一年を通して七五三撮影が可能であったり、前撮りや後撮りなどで割引が適用される場合もあるので、日にちを分けるというのもおすすめです。
また、神社でのご祈祷には初穂料が必要です。のし袋は紅白の蝶結びの水引がついたものを用意しましょう。初穂料の相場は5,000〜10,000円程度です。
七五三当日の流れ・スケジュール

七五三当日の流れを、以下のようなスケジュールで行う場合を例にご紹介します。
①着付け・ヘアメイク・写真撮影
②神社のお参り・ご祈祷
③会食
着付け・ヘアメイク・写真撮影
記念撮影は、衣装やヘアメイクが崩れてしまわないよう最初に行うのがおすすめです。
衣装を購入している場合には、美容室などで着付けをしてもらう必要がありますが、写真館やフォトスタジオでレンタルする場合には、衣装だけでなく小物や飾りなども一式セットになっており、ヘアメイクもしてもらえることも多いので、準備するものや時間の負担を軽減できるでしょう。
また、ご両親の着物のレンタルやヘアセットが可能な写真館・フォトスタジオもあります。着付け~写真撮影までの所要時間は、着付けを行う場所などによっても異なりますが、1~2時間程度が目安です。写真撮影の撮影カット数が多かったり、衣装チェンジを行う場合などでは、それ以上かかることもあります。
神社のお参り・ご祈祷
神社に移動して、お参りとご祈祷を行います。受付で初穂料を納め、順番を待ちましょう。ご祈祷自体は15分~30分程度ですが、受付や待機時間を含めて1時間程度見ておくと安心です。
なお、ご祈祷の際、必ずしも着物である必要はないので、慣れない着物や草履での移動が難しい場合は、スーツやワンピースなどで歩きやすい靴へ着替えても問題ありません。
衣装を変える場合には、撮影後に着替える時間が必要になります。移動や待ち時間、着替えなどを見越して、ゆとりをもったスケジュールを組んでおくと安心です。
会食
写真館・フォトスタジオの予約時間や、お参り・ご祈祷の時間にもよりますが、会食の時間は13時頃を目安にしておくと良いでしょう。途中でお子さまがお腹が空いてぐずってしまうこともあると思いますので、おやつなどを準備しておくと良いでしょう。
また、天候やお子さまの機嫌などによってはスケジュール通りに進まないこともあります。状況に応じて調整できるよう、あらかじめ余裕をもって予定を組んでおくのがおすすめです。
七五三祖父母や親戚を招く場合には、会食を行うケースが多いですが、お子さまの負担になってしまうようであれば、ケータリングを利用して自宅で食事を楽しむのもありです。
また、あえて会食を行なわないという選択をするご家庭もありますので、ご家族にとって負担にならず、お祝いの1日を楽しく過ごせるようなスケジュールを組んでみてください。
まとめ
今回の記事では、七五三の準備を始める時期から当日の流れまでを詳しく解説しました。
写真撮影、ご祈祷、会食を1日で行うケースでご紹介しましたが、「負担が大きいのでは?」といった不安がある場合には、七五三の写真撮影を前撮りや後撮りするというのもおすすめです。
10月〜11月は、写真館やフォトスタジオが混み合う時期のため、希望の日時に予約が取れない場合もあります。時期をずらすことで予約が取りやすかったり、前撮り・後撮りキャンペーンでお得に撮影できたりすることもあります。
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