【7歳・七五三】着物はどこで購入する?選び方や注意点も解説
お子さまの健やかな成長を祝い、健康と成長を祈る大切な行事である七五三。
その中でも、7歳の七五三は「帯解き」と言われており、紐付きの子どもの着物から卒業し、本裁ちの着物に帯を締めるようになる節目でもあるため、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、7歳の七五三用の着物の購入を考えている方に向けて、「どこで購入できるのか」や選ぶ際のポイントなどをご紹介します。
7歳・七五三の着物はどこで購入する?

それではまず、「7歳の七五三の着物はどこで購入するのか?」という疑問をお持ちの方に向けて、着物の主な購入場所を紹介します。
専門店
百貨店やショッピングモールなどに入っている呉服店などでは、七五三の着物を取り扱っていることが多いです。専門スタッフがサイズや、合わせる帯や小物などをアドバイスしてくれることが多く、安心して購入できるでしょう。
実際に試着をすることもでき、7歳ならではの「自分で選びたい」という気持ちを尊重しつつ、ご両親も似合う色や柄を確認しながら購入できます。
専門店では、スタッフに相談しながら購入することができる一方、価格帯が高めで、費用が高額になりやすいという側面もあります。
オンラインショップ
近隣に専門店がない場合や、効率的に購入したい場合の選択肢としてオンラインショップを利用する方法もあります。
自宅にいながら、様々なショップの着物を写真で見ることができ、多くのデザインの中から選ぶことができます。さらに価格帯や、色・デザインなどで絞り込むこともできるので、効率的に購入できるのもメリットです。
ただし、ネット上には多くの商品があるので、それがデメリットになることも。着物の種類が多すぎてどのように選べばいいか分からなくなってしまうこともあるかもしれません。また、実物を手に取ることができないため、画面で見ていた色合いなどがイメージと異なるといったこともあります。
また、気に入った商品が取り寄せで、時間がかかることもあるでしょう。
リサイクルショップ・フリマアプリ
費用を抑えて購入したい場合には、リサイクルショップやフリマアプリの利用がおすすめです。
七五三の着物は使用する回数が少ないため、中古品でも状態の良いものも多く、思わぬ掘り出し物が見つかることもあるかもしれません。
しかし、気に入ったデザインのものがあったとしても、シミやほつれがひどかったり、サイズが合わなかったり、フリマアプリの場合は、実際に届いた商品に画像にはなかった汚れがあったりすることもあります。フリマアプリには様々なトラブルリスクがありますので、注意しましょう。
7歳・七五三の着物を選ぶ際のポイント

それでは次に、7歳の七五三の着物を選ぶときのポイントを「サイズ」「価格」「色・柄」に分けて紹介します。
サイズ
子どもは成長が早いので、購入のタイミングによっては七五三の時にサイズが合わなくなってしまうこともあります。大きすぎると着崩れしやすくなってしまいますが、肩上げや腰上げで調整もできますので、少し余裕があるサイズを選ぶのがおすすめです。
オンラインショップなどでの購入で、自分でサイズを測る際には、首の付け根からくるぶしまでの長さの「着丈(きたけ)」と、衿の中央から袖の先までの「裄丈(ゆきたけ)」を確認しましょう。
価格
着物の生地は、繭から引き出した糸を撚り合わせて作る生糸(絹糸)を使う「正絹」と、ポリエステルやレーヨンなどの繊維が使われている「化学繊維」のものがあります。
正絹は、しなやかで光沢があり、格調高い雰囲気になりますが、帯や肌着、草履がついたフルセットのものを購入すると8万円~15万円程度かかることも多く、高級なものだとさらに高額になり、数十万円のものもあります。
化学繊維は、軽くて扱いやすく、虫食いなどのトラブルも基本的にはありません。また、家庭での手洗いも可能なので七五三用としても最適です。相場も正絹より安く、フルセットで4万円~8万円程度です。
色・柄
7歳の七五三では、3歳の時よりも落ち着いた色や柄を選ぶのがおすすめですが、お子さま本人の希望を尊重してあげることが大切です。
希望の色などを聞いておいて、ご両親がいくつか選んだ中から、最後はお子さまが決めるのが良いでしょう。
なお、柄に関しては、お祝いにふさわしい縁起の良いものを選ぶのがおすすめです。定番なのは「美しく気品がある女性に育ってほしい」「健康で長生きしてほしい」「幸せになれますように」「良縁に恵まれるように」などの願いが込められている、桜・梅・菊・牡丹・蝶・鞠・御所車・花車・束ね熨斗・貝桶・扇などです。
着物を購入する際の注意点
七五三の着物を購入することには様々なメリット・魅力がありますが、注意点もあります。
正絹の着物を選んだ場合、湿気や紫外線、虫などに弱いため、保管方法を間違えてしまうとカビが生えてしまったり、虫食いが起きてしまったりする可能性があります。湿気の少ない場所に保管し、防虫剤や防湿剤を使用する必要があります。また、定期的に風を通す必要もあります。
そのため、適切に管理するのが面倒に感じるのであれば、レンタルという選択肢もあります。七五三の着物のレンタルであれば、帯や草履などの小物などが付いてくるだけでなく、着付けがセットになっている場合も多く、準備の手間も減らすことができます。
最近では安価な着物も増えていますが、安いのにはそれなりの理由があり、実際に着てみると、想像以上に安っぽく見えてしまうこともあります。
レンタルであれば、購入すると高価な着物でもリーズナブルな価格で着用することができます。
まとめ

7歳の七五三は、ご両親にもお子さまにとっても大切な節目の行事です。着物を購入する場合には、専門店やオンラインショップ、リサイクルショップ、フリマアプリなどの選択肢があります。
購入時には、お子さまと一緒に色や柄を選ぶようにしましょう。また、購入後の保管についても考えておくことも重要です。もし、保管が面倒に感じたり、希望する着物と予算が合わないなどの場合にはレンタルも視野に入れましょう。
レンタルをする際には、写真撮影もできる写真館やフォトスタジオの利用がおすすめです。
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七五三に関するご相談を随時受け付けていますので、「7歳の七五三で着物を購入するか、レンタルするか迷ってる」などの場合も、お気軽にご連絡いただければと思います。
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