【お宮参り】赤ちゃんは誰が抱く?参加者は?現代のお宮参り事情について
お宮参りをするにあたり、悩みのタネである「参加者は誰にするか」という問題。
赤ちゃんにとって初めてのお祝い事となるため、両家の祖父母を招待してお祝いしたいと考える方も多いでしょう。
現代のお宮参りはお祝いの多様化もあり、比較的自由になっていますが、かつては参加者も決まっていました。伝統を大切にする方もいるため、しきたりや考え方を理解して柔軟に対応することが大切です。
本記事では、お宮参りの参加者についての昔ながらの考え方をはじめ、赤ちゃんを誰が抱っこするのかなど、現代のお宮参り事情についてご紹介していきます。
お宮参りの参加者は?
昔のお宮参りは、赤ちゃん・パパ・父方の祖母の3人で参拝することが一般的でした。
また、赤ちゃんを抱っこするのは「父方の祖母」の役目でした。
ママは産後、「穢れ(けがれ)の期間」とされ、神社に行けなかったからです。
しかし、お祝いの多様化が進み、お宮参りは「赤ちゃんの成長を願い、家族でお祝いするイベント」へと変化しています。
現代では昔の考えにこだわらず、パパとママや祖父母・きょうだいや親戚などを呼びお祝いをするスタイルが増えています。
赤ちゃんは誰が抱く?
かつてのお宮参りでは、父方の祖母が赤ちゃんを抱っこをするしきたりがありました。
しかし現在は、昔ながらの考えをあまり重視しないご家庭であれば、一般的に誰が抱っこをしてもよいとされています。
産後間もないママの体調が大丈夫なら、ママが抱っこをしても、パパが抱っこしても大丈夫です。
赤ちゃんの抱っこを楽しみにしている義母、実母はもちろん、義父、実父に抱っこでもOK!
祖父母の場合、体力的にもずっと抱っこしているのも厳しいかもしれませんので、順番に抱っこをされてもよいですね。
でも、しきたりを大切にするご家庭もありますので、事前にすり合わせや相談をしておくと安心です。
誰が赤ちゃんを抱っこするかで揉めないために
現代では、お宮参りの参加者や赤ちゃんを抱っこする人が決まっているわけではありません。
でも、しきたりを重んじる方もいます。
また、両家の祖父母を招待する場合は特に家族間でトラブルにならないように事前に参加者に相談をしておくことが大切です。
他にも、順番に1人ずつ赤ちゃんを抱っこして写真撮影ができるようにするなど、参加者が楽しいひとときを過ごすことができるように事前に相談しておきましょう。
その他知っておくべきお宮参りのマナー・注意点
親族が集うお宮参りでは、恥をかかないようにマナーは大切です。
以下では、お宮参りで気をつけたいマナーや注意点についてご紹介します。
■のしに入れた謝礼が必要
お宮参りでご祈祷をする場合は、神社に納めるのしに入れた謝礼が必要です。
財布からお札を取り出して支払うことはマナー違反とされていますので、のしに入れることを忘れないようにしましょう。
金額相場は、5000円から1万円ほど。
お宮参りの初穂料の金額を決めている神社もあります。
初穂料を支払う人に決まりはありませんが、両家の祖父母が参加する場合、初穂料を折半する選択肢もあります。
また、父方の祖父母は初穂料を出し、母方の祖父母は食事会の費用を出す方法もあります。
お宮参り当日、誰が支払うかを決めると時間がかかるので、事前に相談しておくと安心です。
■服装のマナーを守る
フォーマルな場にふさわしい服装で参加しましょう。
スニーカーやジーンズなどカジュアル過ぎるもの・ヒールの高い靴やミニスカートなど露出のある服装は避けておきます。
まとめ
かつては、お宮参りで赤ちゃんを抱っこする人は父方の祖母となっていました。
しかし現在は、特別に決まったしきたりもなく、比較的自由にお祝いすることができるようになっています。
伝統を重んじる方もいるので、祖父母や親戚も参加する場合、赤ちゃんを抱っこする人を誰にするか事前に相談するなど、参加者全員が楽しく参加できるように配慮できればいいですね。
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