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お宮参り

百日祝い・お食い初めとお宮参りは一緒行ってもよいか

お宮参りや七五三は一般的に多く知られていますが、「百日祝い」「お食い初め」は馴染みのない方にはあまり分からないものかもしれません。
お宮参りと一緒に行われることもありますが、これらは一体どういったものなのか見ていきましょう。

百日祝い・お食い初めとお宮参りは一緒行ってもよいか

「百日祝い」「お食い初め」ってなに?

「百日祝い(ももかいわい)」は、日本・中国・韓国において新生児の生後100日目に行われる行事です。
日本では「お食い初め(おくいぞめ)」「箸揃え」とも呼びます。

「一生、食べることに困ることがないように」と赤ちゃんの健康な成長を願います。
生後100日前後に行うことから「百日祝い」と呼ばれます。
一般的には、生後100日目を過ぎた後の土日や大安吉日に行うことが多いです。
実際に食べることはまだできないので、抱っこして食べさせる真似をします。

この食べさせる真似をする役の人のことを「養い親」と言います。
「養い親」は、お父さんやお母さん、お爺さん、お婆さんとは限らず、その儀式に参加している人の中で、一番年長の人が行うという習わしがあります。
以前は、親族の年長者がその役を担っていましたが、現在では親族の集まりというものが減ってしまった為、お爺さんやお婆さんが行うことが多いようです。

「百日祝い」「お食い初め」で何を食べるの?

お食い初めの献立は一汁三菜です。
鯛、赤飯、煮物、お吸い物、香の物などが一般的なものです。
長寿を願う「歯固め石」も準備しましょう。これらをお祝い膳に用意します。
昔は、歯が丈夫なことが長寿のもとと考えられていました。

お食い初めには、食べる順番があります。
先程の献立の例であれば以下のようになります。

(1)赤飯
(2)お吸い物
(3)赤飯
(4)鯛
(5)赤飯
(6)お吸い物

基本的には「養い親」が食べさせる真似を行いますが、赤ちゃんが泣いてしまったりする場合は、状況に応じてお父さんやお母さんに代わっても問題ありません。

(1)~(6)の流れで食べさせる真似を3回繰り返します。
3回繰り返した後、「歯固め」を行います。

「歯固め」の儀式のやり方

長寿を願いながら、祝い箸を歯固め石の表面に触れさせてから、赤ちゃんの歯茎に軽くあてます。
歯固め石を直接口に触れさせても問題ありません。
また、歯固め石は地域によっては他のものを使うこともあるようです。

「お食い初め」の歴史

赤ちゃんの成長を願う行事であり、その歴史は古く平安時代にはあったと言われています。
「百日(ももか)」という赤ちゃんにお持ちを食べさせる行事が、「お食い初め」の始まりと言われています。
鎌倉時代の歴史書には、源実朝が生後百日目にお食い初めをして祝ったという記録があります。
また、室町時代の歴史書には「冷泉天皇の生後百日に御餅を供す」という記載があります。
ちなみに冷泉天皇は平安時代の人物です。

昔は衛生面や栄養面も良くなく、無事に育つことが難しかった為、このように赤ちゃんの成長を祈る儀式が行われて来ました。

室町時代の歴史書からも分かる通り、昔は餅を用いていました。
その後、魚へと変わり現在のような献立になっています。

お宮参りと一緒にやってもいいの?

本来は、お宮参りは生後およそ1ヶ月、お食い初めは100日前後で行われるものですが、頻繁に親戚が集まることが難しいということもあり、一緒に行うことも増えてきています。

一緒に行うと親戚が集まりやすく、高齢のお爺さんやお婆さんの負担を減らすことができます。
また、100日前後にお宮参りを行うことで生後1ヶ月の赤ちゃんへの負担を減らすこともできます。
金銭面においても、メリットがあります。
写真スタジオなどで記念写真を残しておきたい場合も、1回分で済みます。

一緒に行ってはならないということはなく、一緒に行うことも多いのでは問題ないでしょう。

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