ベビーシャワーとは?記念イベントと撮影について
生まれてくる子どもがお腹の中にいる間には、マタニティ期間にしかできないことを経験しておきたいところです。妊娠中にはマタニティフォトを撮影するのも素敵ですが、ベビーシャワーを開催するのもとてもおすすめです。
今回はベビーシャワーのことがもっと知りたいと情報収集しているプレママさん向けに、ベビーシャワーとは何か、開催する上でのポイントについて解説します。
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ベビーシャワーとは
ベビーシャワーはアメリカ発祥のパーティーです。仲の良い友人たちや家族が集まって、妊娠中の女性を主役にしてお祝いをするパーティーは、ベビーシャワーと呼ばれています。
このベビーシャワーの文化ははるばる日本にまで到来し今ではその知名度も高くなりました。芸能人やモデルがベビーシャワーの様子をネット上に公開することも多く、まさに妊娠中の女性なら誰しもが「やってみたい」と思う人気のイベントです。
ベビーシャワーのシャワーとは、「シャワーのようにたくさんの幸せが降り注ぎますように」という意味で、これは結婚式の際のフラワーシャワーなどの「シャワー」と同じ意味を持ちます。
もともとは、はじめての出産を控える妊婦さんのために「女性だけ」が招待されていたものですが、今では男性の参加も珍しくありません。初産でなくてもベビーシャワーを開催するケースも増えており、時代の流れとともにそのスタイルも変化し続けています。
ベビーシャワーをするなら知っておきたい3つのこと
ベビーシャワーをするにあたって、どのような点を押さえておけば良いのでしょうか。ここでベビーシャワーにおける3つの大切なポイントについて紹介します。
これらを押さえておけば、おおよそベビーシャワーについての理解も深まります。ベビーシャワーについて馴染みがない方は特にこの3つのポイントを押さえ、基本知識を身に着けましょう。
ベビーシャワーをおこなう時期
ベビーシャワーをおこなうのに適した時期は、妊娠7カ月から8カ月のタイミングです。このときすでにお腹は大きくなり、赤ちゃんの性別も分かっている頃です。生まれてくる赤ちゃんが男の子なのか女の子なのかによって、会場のコーディネートを変えるのもおすすめです。
この時期にベビーシャワーをおこなうのは、一般的に妊婦さんの体調が極めて安定しやすい時期であるのも理由のひとつです。安心してパーティーを楽しむのに最適な時期というわけですね。
ベビーシャワーをおこなう場所
本場アメリカのベビーシャワーはほとんどの場合主役である妊婦さんの自宅でおこなわれます。これは、アメリカの住居が一般的に広く、ゲストを招待してパーティーを開くのに十分なスペースがあるからです。
一方日本の住居は、スペースが十分に取れないことも珍しくありません。このような事情により、日本では会場を借りてベビーシャワーをおこなうことが通例となっています。
場所として人気が高いのは、レストランやカフェです。貸切利用ができるお店だと、デコレーションにもこだわれるため、クオリティも上がります。
近年では、ベビーシャワーの認知度も上がっており、お店によっては「ベビーシャワー専用プラン」を打ち出しているところも珍しくありません。お住まいのエリアによってはこのようなプランのある素敵な会場がたくさんあるケースもあるでしょう。
ベビーシャワーに招待するゲスト
ベビーシャワーの規模はさまざまです。少ないものだと仲の良い親友グループでこじんまり4~5名でおこなうこともありますし、規模の大きな数十名規模のベビーシャワーをおこなう人もいます。
ご自身の希望に合わせ、招待ゲストをピックアップしましょう。
誰を呼ぶべきか、呼ぶべきでないかなどの厳密な決まりはありません。
ベビーシャワーは自由度の高いパーティーです。大勢のゲストに囲まれて賑やかにしたい場合は、幅広いゲストを招待するのも楽しいですし、内輪で気楽におこないたい場合には人数を無理に集める必要はありません。
また、ゲストのメンバーをグループ分けして、数回に分けてベビーシャワーをおこなうケースもあります。
必ずしも一度きりと決まっているわけではない点も知っておくと良いでしょう。
ベビーシャワーにおすすめの演出
ベビーシャワーの主な内容は、
・軽食を楽しむ(ノンアルコール)
・ゲームをする
・プレゼントを開封する
この3つが中心です。
特に細かいルールはないため、好きなように企画することが可能です。幹事を立てて、内容を幹事に企画してもらうのもおすすめです。
また、ベビーシャワーでは、妊婦さんを囲むパーティーのため、ドリンクはノンアルコールとなります。
時間的にも昼間の時間帯に開くことが多いため、軽めのランチもしくはティータイムにスイーツを皆で楽しむのも素敵です。
主役の妊婦さんにおすすめの服装とは
ベビーシャワーには、必ずこれを着用するといった基本の衣装は存在しません。
ですが、せっかくのパーティーですから、主役である妊娠中の女性には普段よりも少しオシャレして特別感を味わってもらうのがおすすめです。
妊娠中の女性にも着用しやすいマタニティ用のワンピースやドレスには、様々なデザインがあり、好みの一着を探してみるのも楽しいでしょう。
また、会場のコーディネートとカラーを合わせる方法も人気です。
ベビーシャワーのパーティー自体にドレスコードを設定し、ゲストにも同じカラーの洋服や小物を身に着けてもらうと、会場全体に統一感が生まれます。記念写真を撮影したときにも、SNS映えする写真が撮れるので満足度も上がることでしょう。
ベビーシャワーに欠かせない写真撮影
ベビーシャワーをする場合、写真撮影は欠かせません。
素敵にデコレーションした会場は、その場限りにしておくには惜しいですし、後からベビーシャワーの様子を見返すことができる点も大きなメリットです。
写真撮影はぜひおこないましょう。
実際にどのような写真を残しておけばよいのか、ここでまとめておきます。
ベビーシャワーのパーティー写真
ベビーシャワーの写真撮影は、プロのカメラマンに撮影を依頼する方法もあれば、自分たちで記念写真を撮影する方法もあります。
クオリティによりこだわりたい場合は、会場でプロのカメラマンに撮影してもらえるよう手配しておくと安心です。
写真撮影のポイントとしては、会場のデコレーションが分かるような角度で撮影しておくことです。
そして、ゲスト全員都の集合写真は必ず撮影しておくようにしましょう。
主役の妊婦さんの周りにたくさんプレゼントを並べ、参加者のゲストたちが勢揃いしたベビーシャワーの記念写真は、一生の思い出として手元に残ります。
マタニティフォト
お腹の大きな妊娠後期に記念写真を撮影することをマタニティフォトと言いますが、これとベビーシャワーを同じタイミングで撮影するのもおすすめです。
ベビーシャワーのときには、主役となる妊婦さんがパーティー仕様に着飾っていることが多いため、妊婦さんの記念写真を撮影するにはバッチリです。
マタニティフォトは、妊婦さんひとりで撮影することが一般的です。
ベビーシャワーの始まる前の時間を利用して撮影してもらったり、ベビーシャワー中に参加してくれたゲストに撮影してもらったりと方法はさまざまです。
大きなお腹がより強調されるように、横向きになって写真を撮るスタイルがマタニティフォトの主流です。
ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
近年よく耳にするようになったベビーシャワーですが、その内容や開催の仕方などについては良く分からないという人もまだまだたくさんいます。
今回はベビーシャワーの基本情報についてまとめました。ポイントをおさらいすると下記の3つです。
・ベビーシャワーは、妊娠後期の安定している時期に会場を借りておこなうのが一般的
・ベビーシャワーに招待するゲストは自由に選べ、規模が小さいものから大きいものまで様々
・ベビーシャワーを開催するなら、記念写真は必ず撮影しておくべき
ベビーシャワーはこれから生まれてくる赤ちゃんをたくさんの愛のシャワーで祝福する素敵なパーティーイベントです。
ぜひ企画されてみてはいかがでしょうか。
きっと一生忘れられない、素敵な思い出になることでしょう。