柴犬を上手に撮影するには?写真の撮り方・注意点を解説
凛とした姿やキリッとした目元が印象的な柴犬。可愛い姿を写真に収めたいけれど「何だか思ったように撮れない…」「じっとしてくれない…」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、柴犬の魅力を引き出す写真の撮り方やコツ、注意点、さらにはよくある失敗例についても詳しく解説します。
柴犬の写真の撮り方を学びたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
柴犬の撮影は難しい…?
柴犬は、忠誠心が強い一方で警戒心も強く、特に初対面の人間や犬に対しては怖がったり、威嚇したりすることがあります。
また、独立心が強い犬種として知られており、無理に従わせようとするのはNG。そもそも、柴犬に限らず、ワンちゃんの撮影は簡単ではありません。では、なぜワンちゃんの撮影が難しいのか、その理由を考えてみましょう。
その理由の1つは、好奇心旺盛でじっとしていられない点です。音や動きにすぐ反応してしまいます。また、指示に従うのが苦手な子も多く、「お座り」や「待て」が通じにくいことも。表情やポーズを引き出すのも難しく、人のようにシャッターチャンスを作れません。
さらに、長時間の撮影はストレスになる場合もあり、体調や機嫌に配慮が必要です。特に黒柴は顔の輪郭が目立ちにくく、撮り方に工夫が求められます。とはいえ、性格や特徴を理解して向き合えば、素敵な一枚を撮ることも十分可能です。
【柴犬の写真の撮り方】撮影の基本とコツ・注意点

では、撮影の際には、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。
撮影の基本や、撮り方、注意点を解説します。
ポイント・コツ
柴犬の撮影では、次の5つの基本的なポイントやコツを押さえた撮り方を心がけましょう。
ライティング
屋外での撮影なら、早朝や夕方などの日差しが柔らかい時間帯に撮影することで、表情や毛並みが美しく写ります。また、屋内の撮影でも、窓際の明るい場所を選んだり、ライティング機材を活用することで、陰影の優しい写真を撮影することが可能です。自然光を利用する際には、逆光にならないように気をつけましょう。
連写モードの活用
じっとしているのが苦手な柴犬なら、連写モードが効果的です。一瞬の表情や仕草を逃さず撮影することができますよ。特に、遊んでいるところや飼い主とじゃれ合っているところなど、動きのある撮影をするときには、積極的に連写モードを活用しましょう。
おやつやおもちゃなどの活用
柴犬の好きなもので注意を引くことで、視線をカメラに誘導することができます。おやつやおもちゃを活用することで、柴犬も楽しく撮影することができるでしょう。
ローアングルで撮影
ハイアングルよりもローアングルから撮影することで、柴犬の目線に合った臨場感のある写真を撮ることができます。ディスプレイの角度を変えられるタイプのデジカメなら、しゃがんで撮影する際にも構図を確認しやすいのでおすすめです。また、スマホで撮影する場合にも、しゃがんだり、寝転がったりしながら、できるだけ臨場感のある写真になるような撮り方をしましょう。
無理にポーズを取らせない
長時間お座りさせようとしたり、不自然なポーズを取らせようとすると、ストレスを与えてしまうことになりかねません。できるだけ自然な動きの中でシャッターチャンスを狙った方が、柴犬の自然な表情を撮影しやすくなります。
注意点
柴犬を撮影するときは、ストレスを与えたり、怪我をさせたりすることのないように、次の点に注意しましょう。
フラッシュの使用を控える
暗い場所での撮影はフラッシュを使いたくなるかもしれませんが、強い光を当てるとストレスを与えてしまう恐れがあります。できる限り、自然光を生かした撮り方を心がけましょう。
音に気をつける
犬によって個体差はありますが、シャッター音などに敏感に反応してしまう犬もいます。そのため、カメラの設定をサイレントモードにするなどして、安心して撮影できるようにしましょう。
撮影場所・時間に気を配る
屋外で撮影する場合は、交通量の多い場所や危険な場所を避けて、安全に撮影できる場所を選ぶのも大切です。また、室内での撮影でも、床にコードがあったり、壊れやすいものが近くに置いてあったりしないか確認することが大切です。さらに、近くに他の犬や人がいると、興奮してしまったり、警戒心を抱いてしまったりすることがあるので、安全で落ち着ける環境を整えてあげましょう。
また、長時間の撮影はストレスになりますし、夏は熱中症、冬は冷えのリスクもあります。こまめに休憩を取ったり、撮影時間を短くしたりするなど、体調管理を徹底しましょう。
これらの点に気をつけて、安全で楽しい撮影ができるように心がけてください。
柴犬の撮影でのよくある失敗

「頑張って撮影したのに良い写真が1枚も撮れなかった…」ということにならないようにするために、撮り方だけでなく、よくある失敗についても学んでおきましょう。
よくある失敗の1つが、ブレた写真ばかりになってしまうというものです。なかなかじっとしてくれない柴犬を撮影すると、ブレた写真が多くなってしまいます。例えば、シャッタースピードを上げたり、連写機能を活用したりするなどして、ピントの合った写真が撮れるようにしましょう。
また、柴犬が背景と同化してしまうのもよくある失敗です。
例えば、茶色の柴犬を煉瓦塀や木立のある場所で撮影すると、背景に溶け込んでしまってよい写真になりません。柴犬が映える背景を考えて撮影するようにしましょう。
さらに、ライティングがうまくいかないという失敗もあります。
日差しが強い時間帯の撮影では、光が強すぎて明るい毛色が白飛び(明るい部分の色彩が白く抜けてしまう現象)してしまうことがあるので注意してください。
反対に、室内撮影の時に蛍光灯やスポットライトなどを使っていると、陰影が強く表現されてしまうこともあります。自然光を生かしたり、レフ板のようなライティング機材を使うことで、陰影のない明るい写真を撮ると良いでしょう。
他にも、柴犬にとって撮影がストレスになってしまうのもよくある失敗です。時間や場所、光や音など、柴犬にとってストレスのかかる環境で撮影すると、次回以降の撮影で警戒心を強めてしまうことがあります。
撮影後にはたっぷりと褒めたり、おやつをあげたりするなどして、撮影が楽しい思い出になるようにフォローしてあげることが大切です。
これらの失敗例を参考に、柴犬の愛くるしい姿をばっちりカメラに収めましょう。
まとめ

柴犬の撮影はなかなか上手くいかないかもしれませんが、特性を理解した上で撮り方を工夫することで、素敵な写真を撮ることができます。
ぜひ本記事の内容を参考に、柴犬も飼い主も安全で楽しく撮影できるようにしてくださいね。
また、素人には難しいワンちゃんの写真撮影は、プロにお任せするのも有効な方法です。ハピリィフォトスタジオのペット撮影は、経験豊富なプロのカメラマンによる撮影と、リーズナブルな料金プランが特徴です。
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家族写真撮影もできるため、ご家族お揃いでワンちゃんとの思い出を撮影していただくのもおすすめです。
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